村田文福老舗の『盤珪餅』をいただきました♫
今回、生大が満を辞してご紹介する大洲の銘菓は村田文福老舗の「盤珪餅」。
9月限定、しかも完全予約制という、手に入る(口に入る)までが難関のこの銘菓。
今回、生大メンバーでも試食会をいたしましたー^ ^
「盤珪禅師」という人は江戸時代初期の超有名人。
今で言うフォロワーが半端なくて、その人気たるや恐るべし。
禅師の口にする言葉は有り難く尊くて、武士や大商人から農民に至るまで陶酔していたというからSNSでもやってたらバズっていたこと間違い無しー笑
そんな京都在住の盤珪禅師に「大洲に来て欲しい!」と夢のようなことを言い出したのが、加藤家二代目の泰興公。
当然京都妙心寺は条件を出します。
盤珪禅師をお迎えするにふさわしい格式高い禅寺を作ること、そして大洲藩内にその傘下となる妙心寺派の禅寺をたくさん作ること。
というわけで加藤家の菩提寺は妙心寺派の曹渓院龍護山ですが、冨士山に如法寺(ニョホウジ)(大洲人は訛ってネホウジと呼ぶ)を作ったというわけ。
(そのおかげで、大洲市内には今も臨済宗妙心寺派のお寺がたくさんあります)
当時から大洲藩の御用菓子司だった村田文福老舗さんは、盤珪禅師の命日法要に納めるお菓子を令和の今も作り続けているーということで、毎年9月の盤珪禅師の命日法要にはこの「盤珪餅」が作られます。
かつては法要関係者しか食べられなかったというこのお菓子。最近は9月に予約すると下々のモノでも手に入る!かもー!?いうわけです♫
甘すぎず、フワッフワで、生姜の効いた大人のお菓子ですー
今年ダメでも来年早めにご予約をー笑